多嚢胞性卵巣症候群で妊娠は難しい?

多嚢胞性卵巣症候群は、女性の不妊症の3大要因にあげられる病態なので、一般の健康な女性と比べると妊娠し難い方もいますが、ふつうに妊娠できる方もいるのです。
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多嚢胞性卵巣症候群で妊娠は難しい?

多嚢胞性卵巣症候群は、女性の不妊症の3大要因にあげられる病態なので、一般の健康な女性と比べると妊娠し難い方もいますが、排卵の有無など病態により不妊症の確率が大きく異なります。多嚢胞性卵巣症候群は、卵胞の成熟やと排卵をコントロールする為に脳下垂体から分泌される黄体化ホルモンと卵胞刺激ホルモンの量の乱れが原因で排卵障害が発症すると考えられています。その為、自覚症状としては、月経周期の長い月経不順や無排卵性月経、アンドロゲン作用などの症状が発症する事があります。

 

月経不順は、卵巣や子宮、脳の視床下部、下垂体などが正常に機能していない事により引き起こされる事が多く、子宮内膜や卵胞の未成熟、未排卵、劣質卵子の排出などが原因で不妊症になったり、不妊症になります。又、排卵日の予測が難しい為に健康な女性に比べて妊娠確率が低くなります。

 

多嚢胞性卵巣症候群の原因となる排卵障害は、排卵し難いが排卵される場合は問題無く妊娠出来ます。しかし、無排卵性月経や無月経の場合は卵子が生み出されていないので妊娠の確率は皆無に等しいとされていますので、排卵誘発剤やホルモン剤、漢方薬などの薬剤治療が主に行われています。

 

又、多嚢胞性卵巣症候群は、血中の男性ホルモンが高濃度になる為たんぱく質やカルシウムなどの栄養素を同化する作用があり、加えてインスリンの抵抗性を高め脂質代謝異常を引き起こす作用がある為、太りやすく多嚢胞性卵巣症候群患者の約20%がBMI25以上の肥満です。

 

肥満は、無月経や稀発月経などの月経不順の原因であり、実際に肥満婦人の48%が無月経にして不妊症です。妊娠の為には、毎日体重や基礎体温をチェックし、普段の生活習慣を正す必要があります。

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